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剪 定 |
放任すると、枝が伸びすぎて間延びした感じに大木になるので、小枝のうちに切り戻しながら、樹形を整えていくようにする。 |
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特に、植え付け後の若い苗のうちは、徒長枝を押さえ、樹形を整えるように気をつける。 |
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伸び過ぎた枝は、先端部を切って大きさを整える様にする。 |
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枝が徒長枝しやすい。 |
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下から50cmくらいまでに生える枝は切り取る。 |
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(庭植えの場合) |
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対生する枝は片方を根元から切り取り、込み合った枝を整理する。 |
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剪定時期 |
【3月中旬 ~ 4月上旬】 発芽前
【6月中旬 ~ 7月】 |
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果実収穫前の若い苗木は、夏の暑い時期に剪定可能。
果実収穫する時は、収穫後には寒くなってしまうので、春まで待つ。 |
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花芽のつき方 |
花芽は、前年に伸びた枝から出た新枝の基部につく。 |
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新枝は枝の先端部分から発生しやすく、放任しておくと間延びした枝ぶりになりやすい要因ともなっている。 |
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仕立て |
フェイジョアは、誘引や剪定などにより、様々な樹形に仕立てる事が出来るので、用途や場所、広さなどを考慮して、若木の時から完成樹形を決めてから仕立てるようにする。 |
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自然樹形 |
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フェイジョアは、根元から複数の枝が出て枝分かれしやすく枝は徒長する傾向にある。
そして全体的にやわらかくて、大きくなるとしなってくる。 |
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※ |
自然樹形のまま放任させておくと、樹形が乱れてくる。
また、徒長した枝がしなり、強風で折れたりもする。 |
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自然樹形で育てる場合も、枝を誘引や徒長枝を少し切り詰めるようにする。
不要な枝は間引いておく。 |
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垣根仕立て |
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若木の時から誘引し、こまめに刈り込みを行えば、垣根仕立てにするも可能。 |
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しかし仕立てる事は出来るが垣根にするなら、もっと適切な樹木が沢山ある。 |
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刈り込みで花芽も切ってしまう可能性があるので、果実収穫は期待出来ない。 |
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他の樹形 |
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フェイジョアは、円錐形やTバー仕立てなど、好みの仕立てが出来る。 |
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放任すると、主幹になる枝がはっきりしなくなるので、主幹を決めたら誘引して真っ直ぐに育てる。
競合する枝は剪定する。 |
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