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ミツバ 〔三つ葉〕
  写真「ミツバ〔三つ葉〕の花」
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 ミツバ〔三つ葉〕とは
葉と茎を食用とするセリ科の多年草。
主に農家でハウス栽培されたものが流通しているが、日本各地の山地などに自生している。
山間の、やや湿った所に多く自生している。
食用にされる葉(三つ葉)の認知度は高いが、ミツバの花を知る人は少ない。
名 前  ミツバ 〔三つ葉〕
別 名  ミツバゼリ
英 名  Japanese hornwort
類 別  セリ科 [Apiaceae]  ミツバ属 [Cryptotaenia]
学 名  Cryptotaenia japonica Hassk
性 質  多年草
原産地  日本、 朝鮮半島、 中国、 台湾
用 途  食用、 鉢植え、 庭植え、 自生
近縁種が北米に分布しているが、同じ種とみなされることもある。
日本では古くから野生のミツバを野菜として利用してきていた。
栽培は江戸時代に始まったといわれる。
山菜として利用されるものは、ヤマミツバとも呼ばれる。
草全体に独特の強い香りがあり、日本人に好まれている。
野生のものは、ハウス栽培のよりも大きくて香りも強いものが多い。
筋張っていて硬いものもある。
花の特徴
30~50cmの直立した茎の先に多くの小さな白花を咲かせる。
大きさは2ミリほどと小さいが、緑色の葉の上に多数の白い小花が散る様は美しい。
開花時期
【5月 ~ 8月】
一般には夏の花とされているが、自宅では春から咲いている。
ミツバの食用利用
汁の実、おひたし、卵とじ、てんぷら、などにしてよく食される。
野生や自宅で栽培するものは、葉が大きく、かたくなることが多いので、市販の三つ葉とは別の種類の野菜と考えると利用方法が広がる。
火を通すと硬さが気にならない。
薬草利用
貧血、耳・目の働きをよくする。
全草を料理して食する。
 ミツバ〔三つ葉〕の栽培
食用に販売されている根三つ葉の根を、適当に土の中に埋めて水やりをしていると、再生する可能性が高い。
花を咲かせ、タネが自然散布されるようになれば、雑草の様に生えてくる。
食用利用した後に残った部分でよい。
 → 少しの茎がついた根。
自然散布にまかせると、とんでもない所に自生しはじめて、本当に雑草の様な存在になりうる。
すくすくと成長すると、葉が15センチ以上にもなるお化け三つ葉になり、驚いたりする。
栽培のポイント
乾燥に弱いので、水切れに注意する。
日当たりが良いと、たくましく成長しすぎることもある。
花が咲き、タネが自然散布されるようになると、雑草のように繁殖していく。
害虫
アブラムシがつくことがある。
食用時期
【4月 ~ 8月】
春頃の小さい苗の小さな葉の状態で、摘み取ると、市販の三つ葉に近い状態で食することが出来る。
 名前の由来
ミツバ 〔三つ葉〕  - 和名
葉が3つに分かれていることによる。
 
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