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ユ ッ カ 〔Yucca〕
  写真「ユッカ〔Yucca〕の花」
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 ユッカ〔Yucca〕とは
ユッカ属の常緑植物の総称で、約40種ほどある。
多くは低木状だが茎の立たない種もある。
大きく育つので広い場所に似合うとされ学校や公園によく植栽されたが、最近は観葉植物として、コンテナで育てられる事も多くなった。
名 前  ユッカ 〔Yucca〕
別 名  青年の樹、 青年の木
英 名  Yucca
類 別  リュウゼツラン科 [Agavaceae]  ユッカ属 [Yucca]
性 質  常緑 多くは低木であるが、茎の立たない種もある
原産地  北アメリカ、中央アメリカ、西インド諸島
用 途  庭植え、 コンテナ栽培
メ モ
砂漠などの暑く乾燥した地域に生息する植物。
剣状の形をした葉を持つ。
大きくならないと花をつけないので、観葉植物として栽培される事が多い。
花の特徴
長い花茎を伸ばして、釣り鐘状の白い花を多数咲かせる。
ある程度、大きくならないと花が咲かない。
開花時期
【6月 ~ 10月】
食用利用
果実・種・花・花の茎・根が食用として利用される。
ユッカの受粉
ユッカガという蛾(ガ)によってのみ受粉が行われる。
→ 日本にはユッカガがいない為、受粉しないので果実は出来ない。
ユッカガとユッカ
ユッカガは、ユッカの花の中に産卵して幼虫の生育場所として利用するが、その代わりに花の受粉を確実にする手伝いもする。
産卵のために花を訪れたユッカは、最初に体に着いている花粉を雌しべの先端に擦り付け、その後で卵を少し産みつける。
そして再度花粉を体に擦り付けて、産卵と受粉のために花を訪れる。
ユッカガの受粉と産卵により、一部の果実はユッカガの幼虫のエサになるが、大部分は正常に果実とタネが作られる。
ユッカガが自らの利益になること以外に受粉の助けをする理由は、ユッカガが花に大量に産卵すると、ユッカは果実が未熟なうちに落下させてしまう。
そこで、ユッカガが受粉も手伝う代わりに自分の子どもの養育を託すことで共生の関係が出来たと考えられる。
 名前の由来
青年の樹 | 青年の木  - 別名
はつらつとした青年をイメージさせることから呼ばれたという。
「メキシコチモラン」という品種のものを呼ぶことが多い。
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