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ミスジチョウ 〔三条蝶〕
写真「ミスジチョウ〔三条蝶〕の成虫」
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 ミスジチョウ〔三条蝶〕とは
 タテハチョウ科の中型のチョウで、横長の黒い翅の中に3本の白い線がついているのが特徴。
3本の白い線はとても目立ちく、識別しやすい。
名前の由来にもなっている。
翅を広げて静止していることが多い。
名 前   ミスジチョウ 〔三条蝶〕 〔三筋蝶〕
分 類   タテハチョウ科 [Nymphalidae]
  ミスジチョウ属 [Neptis]
学 名   Neptis philyra
ミスジチョウの大きさは、開張時で約6~7cmほど。
個体差があり、雄より雌の方が大きい。
また、寒い地域や山地よりも、暖地や平地に生息する個体の方が大きいという傾向がある。
翅の裏側は、黒色が少し薄い赤褐色になっている。
いかにも裏面といった感じ。
出現時期
【5月 ~ 6月】
年1回発生する。
写真「ミスジチョウ〔三条蝶〕の成虫」 写真「ミスジチョウ〔三条蝶〕の成虫」
成虫の出現時期
【5月 ~ 6月】
越 冬
幼虫が葉の上で越冬する。
主に4齢幼虫で越冬する。
 名前の由来
ミスジチョウ 〔三条蝶〕 〔三筋蝶〕
翅(ハネ)の模様が、黒地に白い線が3本入って、漢字の「三」のように見えることから名づけられた。
広げた状態の翅(ハネ)を上から見ると、よくわかる。
翅(ハネ)の裏側は、少し薄い赤茶色に白い線が入っている。
写真「ミスジチョウ〔三条蝶〕の成虫」 写真「ミスジチョウ〔三条蝶〕の成虫」
 ミスジチョウ〔三条蝶〕の幼虫
ミスジチョウの若い幼虫は地味なイモムシであるが、脱皮を繰り返すごとに枯れ葉に近づいていき、蛹(サナギ)になると、完全なる枯れ葉に擬態する。
主に4齢幼虫の状態で越冬する。
イロハカエデなどを好む。
枯葉の上で越冬するが、外見が枯れ葉の様に見えるので、区別がしにくい。
ミスジチョウ〔三条蝶〕の幼虫が食する植物
カエデ科の植物を食樹としている。
イロハカエデなどを好む。
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