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ワラジムシの体長は大人になると約1センチ強ほどになる。
頭部に1対の触角があり、くすんだ褐色の色をしている。
日の当たらない湿気のある場所を好み、庭や花壇、畑などの枯葉や石の下などに住んでいる。 |
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ワラジムシはダンゴムシとよく似ていて、同じ種類かと勘違いする人も多い。 |
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ワラジムシとダンゴムシの相違点 |
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ダンゴムシは触ると団子状に丸くなる。 |
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ワラジムシは、ダンゴムシよりも逃げ足が速い。 |
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ダンゴムシの方がノロマで、簡単に捕まえられるのはダンゴムシ。 |
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ワラジムシは、ダンゴムシよりも、さらに湿気のあるじめじめした場所を好む。 |
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ワラジムシとダンゴムシの生態は似ていて、同じ所に同居している事も多い。 |
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若葉や果実などの食害は報告されていない。 |
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ダンゴムシは、大切な植物を食害する事もあるので、駆除対象とされる。 |
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ワラジムシとの共存 |
不快害虫として嫌われる傾向にあるが、ダンゴムシは自然界の清掃屋としての役割が大きいので、むやみに駆除するのも問題がある。
ワラジムシに滞在してもらって助かっている事も多々あるはずである。 |
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ちなみに、ワラジムシ用の薬剤が各種販売されてはいる。 |
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ワラジムシの大量発生を防ぐ |
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湿気を好むので、ワラジムシにいて欲しくない場所では、湿気がこもらないように注意する。 |
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落ち葉や未熟な腐葉土などを取り除き、地表をきれいに保つ。 |
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ワラジムシのエサが豊富にあると、大量発生する。 |
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落ち葉などは、広い庭なら一箇所に集め、スペースがなければポリバケツなどに入れて堆肥にする。
(未熟な腐葉土の状態では地表に置かないようにする。) |
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