ドクダミ〔毒痛み〕- 特徴 - 植物 - 小さな園芸館 
ドクダミ 〔毒痛み〕
   ドクダミ〔毒痛み〕は、今では雑草扱いであるが、古くから薬用や食用に利用されてきている。
  写真「ドクダミ〔毒痛み〕の花」
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 ドクダミ〔毒痛み〕とは
 人家や露地、山すそ、林などに普通に見られる草。繁殖力が強く群生しやすいので、雑草として扱われることが多いが、きれいな印象的な花を咲かせる。欧米では観賞用に栽植されることもあるという。
 古くから薬用や食用にも利用されている馴染み深い草花でもある。またドクダミ〔毒痛み〕があると害虫予防にもなり、他の雑草も生えにくくなるのでうまく利用するとよい。
花の特徴
 茎の先に開く、4枚の白い花びらが印象的であるが、これはガクであり花びらではない。中心に短い花の穂をつくり、小さな黄色い花がびっしりと咲く。
 一つの花を拡大すると、1本の雌しべのまわりに3本の雄しべが囲んでいて、花粉を使わずに生殖する。
開花時期
【6月 ~ 7月】
草の特徴
地下茎は長く(20~50cmほど)、広がりながら、群生していく。
葉の長さ4cm~8cmほどで、ハート型をしている。
果実は丸くて、熟すと裂けて細かい種を散らす。
ドクダミ〔毒痛み〕特有のにおいがする
全草から独特なにおいを発し、個人差はあるが悪臭と思う人が多い。
※個人的には嫌いなにおいではない。
このにおいのためか、害虫予防になる。
ドクダミ〔毒痛み〕の 好む場所
湿り気のある日陰を好むが、過酷な条件でもかなり耐えうる。
 ドクダミ〔毒痛み〕の 利用
薬用利用
古くから薬草として親しまれてきてている。
ドクダミを日干しして乾燥したものを煎じて飲むと、「かっけ」「急性腎炎」「むくみ」「高血圧症」などに効果があるとされている。
葉を塩もみしするか、火にあぶったものを貼ると「虫刺され」に効果がある。
葉を水洗いして火にあぶって柔らかくしたものを患部に貼ると、「水虫」「湿疹」「かぶれ」「あせもの」に効果がある。
根茎を煎じた液で洗うと痔に効果がある。
生汁は「炎症の軽減」に効果がある。
食用利用
若芽、若葉、根茎を食する。やわらかい葉をつんでてんぷらにする。
ドクダミをてんぷらにすると独特のにおいはなくなる。
若芽や葉に薄い衣をつけて、高温でからりと揚げるとよい。
根茎はゆでて水にさらす。酢味噌で食べるとおいしい。
 
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