ヤブガラシ〔藪枯らし〕- 特徴 - 植物 - 小さな園芸館 
ヤブガラシ 〔藪枯らし〕
   ヤブガラシ〔藪枯らし〕。
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ヤブガラシ〔藪枯らし〕の花
     
 
類 別 特 徴 写 真
 
     
 ヤブガラシ〔藪枯らし〕とは
 ヤブガラシ〔藪枯らし〕は、道端や庭、空き地、畑の縁などに普通に生えているつる性の多年草であり、日当たりを好む。茎は巻きひげで、他物にからまって長く伸び、若い時は紅色を帯びている。葉は手の形をした葉で、互生して巻きひげと反対の位置につく。
ヤブガラシ〔藪枯らし〕は やっかいな雑草とされている
 花も葉も見劣りするわけではないが、成長が早く勢力が旺盛すぎて雑草として嫌われている。地下茎が発達していて、地下茎を完全に取りの除くことが難しいため、地上部を切り取ってもすぐ新しい芽が伸びてくるという、やっかいな雑草である。
 果実は熟すと黒くなる。
花の特徴
 ヤブガラシ〔藪枯らし〕の花は小さく目立たないが、集散花序を作る為に大きくりっぱな一つの花ように見える。
集まった花は一斉に開花するのではなく、バラバラと時をずらしい咲いて行く。暑い夏の朝に緑色の花弁が4枚開くが、午後には花弁と雄しべが散ってしまう。残った雌しべと花盤(カバン)が残る。花盤の色は黄赤色から淡紅色に変わってき、色で昆虫を誘う。
アオスジアゲハがヤブガラシの花の蜜を好む
ヤブガラシ〔藪枯らし〕は、花盤(カバン)から甘い蜜を分泌させている。その蜜を好む一番の昆虫は「アオスジアゲハ」である。
開花時期
【7月 ~ 8月】
他の特徴
【食用利用】
新芽や若葉を、酢の物・和えものなどにして食べることができる。
4月~8月頃。
手で折り取り、よくゆで、一晩水にさらしてから使う。
 → ゆで汁が濃褐色になるまでよくゆでる。
【薬用利用】
根茎を虫さされ・かゆみ止めに利用する。
つぶして、粘液を患部にぬる。
中国では根や全草が薬用利用されており、解毒作用があるという。
→「烏諾苺」(ウンレンバイ)という。
 
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