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オンシジウム 〔Oncidium〕
写真「オンシジウム〔Oncidium〕の花」
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 オンシジウム〔Oncidium〕とは
鮮やかな黄色い小花がまとまって咲く姿が豪華で印象的な洋ラン。切り花として定着しているが、小さいサイズの鉢植えも人気がある。
原産地の分布領域が広く、種類も多いが、黄色い小花タイプが有名。
他に赤色やオレンジ色、ピンク色などがあり、花形もバリエーションがある。
寒さに強く、初心者でも育てやすいことからラン栽培の入門に最適。
オンシジウムは、ランの中でも寒さに強く、環境適応力が高いので、初心者でも育てやすいといわれている。
開花時期
【12月 ~ 5月】
品種により、他の時期でも咲く。
また、年に2回咲くこともよくある。
名 前  オンシジウム〔Oncidium〕
別 名  バタフライオーキッド
類 別  ラン科 [Orchidaceae] オンシジウム属 [Oncidium]
性 質  非耐寒性 多年草 着生植物
原産地  西インド諸島 ~ 中南米 (熱帯地方)
用 途  コンテナ栽培、 生花、 切花
花言葉  「可憐」 「気立てのよさ」
メ モ
自生種は約500種ほどもあるという。
名札に[Onc.]と略されることが多い。
「ダンシングレディー」という愛称もある。
 名前の由来
オンシジウム〔Oncidium〕
ギリシア語の[onkos](とげ、隆起)からきた言葉。花の形状を表すといわれる。
オンシジウムは、唇状をした花びらの基部に隆起がのある。
バタフライオーキッド  - 別名
花の姿が、チョウの様に見えることから名付けられた。
ダンシングレディ  - 愛称
花の姿が、スカートを広げて踊っている様に見えることから呼ばれた。
 メリクロン (成長点培養)
ランの専門家による繁殖は、メリクロンという方法によるものが一般的となっている。
メリクロンとは、植物が成長している分裂組織の細胞を培養して育成させる方法で、一種のクローンともいえる。
この方法が生まれる以前は、株分けなどの方法で増やせる苗の数はごくわずかであった。しかしメリクロンという方法を用いると、一度に大量の苗を作り出す事が出来る。
ランの中ではシンビジウムが一番早くこの方法が採用され、優良な新しい品種が多く作り出されるようになった。
その後、他のランでも行われるようになった。
メリクロンで作るメリットは、大量に苗を作り出す事が出来る事の他、ウイルスや病原菌のない健全な良質の株が出来るということ。
しかし、店頭に並ぶ見事な開花時点が最高の状態である様に作られている為、(翌年以降)自宅で栽培してもそれ以上に見事な花を咲かせる事は出来ないとも言われている。
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