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トマト 〔Tomato〕
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 トマト〔Tomato〕の 歴史
原産地
トマトの原産地は、ペルー(アンデス西斜面)、エクアドル。
アメリカ大陸発見以前からトマトが食用として栽培されていたが、現代のトマトとは異なる野生種だといわれている。
他国に広まる
インディアンの移住により、中央アメリカやメキシコに伝わる。
欧州には、メキシコから伝わる
16世紀の初めに欧州に伝わり、観賞用として栽培されるようになる。
18世紀中ごろになると、食用としても認めれるようになる。
当初、トマトはベラドンナという有毒植物に似ていた為に、毒があると信じられていた。
しかしイタリアの貧困層の人達が食べ物に困り、食用にし始めたのが発端となって食用されるようになったいわれる。
日本には、江戸時代に伝わる
日本に渡来した当初は観賞用に栽培された。
「唐柿」と呼ばれていたという。
赤い色が敬遠されたのと、当時のトマト味が日本人の味覚に合わなかったためとされる。
明治時代に、やっと食用として利用されるようになる。
昭和時代には多くの品種改良が行われ、日本人の味覚に合ったトマトが生産される様になる。
 トマト〔Tomato〕が「野菜」に類別された理由
1793年に、アメリカの最高裁判所によって決められたため。
アメリカでトマトが「野菜」に類別されるようになった由来
当時のアメリカは、「野菜」には輸入関税が課せられるが「果物」には輸入関税がかからなかった。
そこでトマトの輸入業者は、トマトは税金がかからない「果物」であると主張していた。
これに対して農務省の役人はトマトは税金がかかる「野菜」だと主張して関税をかけようとしていた。
やがて植物学者も「果物」派に加わり、一大論争となる。
そして、最終的には最高裁判所に持ち込まれ、結果『トマトは「野菜」である』という判決がなされたという。
【判決文】
「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で育てられている野菜である」
「また、食事中に出されるが、デザートにはならない」
現在、日本でもトマトは野菜に分類されている。
しかし、品種改良により、デザートの様な甘いトマトも存在する。
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