トレニア 〔Torenia〕 − 詳細 − 花木・植物− 小さな園芸館
トレニア 〔Torenia〕
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  トレニアの花  
特 徴 類 別 詳 細 管 理 写 真
  花の特徴
ちょっと見は、スミレというかビオラに似ているが、よくよく見るとユニークな花の形をしている。
そのユニークな形を口を開けた様子に見立てて、唇型花(シンケイカ)と呼ぶ。
   唇形花(シンケイカ)とは、筒状の花びらの先が上下に分かれ、唇のような形をした花の形をいう。
    シソ科や・ゴマノハグサ科植物に多くみられる。
一年草と多年草があるが、日本では一年草タイプのものが多く栽培されています。
  耐寒性がないので、日本の冬越しは難しい。
3cmほどの小さな花で、次から次へと咲いていく。
花壇にぴったりの花であるが、横に這う性質があるハンギングに向いている種類もある。
花色は、花びらの内側が白色で、縁が濃い紫・濃いピンク・赤紫色など。
一年草は、タネをつけて、11月頃には枯れてしまう。
開花時期
【6月 〜 10月】
  草の特徴
草丈は15〜30cm。
株は自然に枝分かれして、こんもりとまとまる。
一年草のものは11月頃には枯れてしまう。
  果実の特徴
熟すと、球状の形のまま黒い実になる。
果実時期
【翌年の4月〜5月】
  山陽新聞の記事より   − [2007/06/21]
トレニアで水質浄化する方法を、サントリーの研究グループが開発する。
トレニアに遺伝子を組み込んで、大量のリンを蓄積させる方法を開発したというもの。
  リンは植物に必要な栄養素であるが、環境悪化の原因になるもの。
   → 河川や湖に過剰に含まれると微生物が異常繁殖したりする。
このトレニアを使う方法は、低コストで水質浄化が可能という、新たな環境対策の方法ではないかと思われる。
リンの吸収、蓄積にかかわる遺伝子は、シロイヌナズナから取り出した。
水質浄化に使った後は高濃度のリンを含むため、そのまま肥料として使うことも可能とのこと。
サントリーは、4年後の商品化を目指している。
   
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