トレニア 〔Torenia〕 − 管理の仕方 − 花木− 小さな園芸館
トレニア 〔Torenia〕
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特 徴 類 別 詳 細 管 理 写 真
  管 理
弱点は、【寒さと乾燥】     − 暑さには強い
他の草花よりも、湿り気味なのを好む。
そして夏の暑さに強くて、高温には耐えられるものの、土の乾燥にはとても弱い。
葉や茎などからして、一見すると弱弱しい感じのする花であるが、本来はとても野生的な花。
丈夫で病害虫にも強い。 
ただし、耐寒性がない。
  耐寒温度は、10 ℃くらい。
  場 所
日当たりと風通しの良い屋外。
  半日陰でも育つが、日当たりの良い場所のほうが花つきも良い。
  自生地では、日当りのよい多湿地によく育っている。
葉がとても大きいので、ある程度の場所を確保する必要がある。
  手入れ
丈夫で、特に手入れをしなくても育つが、花を沢山咲かせる為には少し努力が必要。
タネから育てて10cmくらいになったら、上から2節目くらいの所で芽先を摘む。
 → 脇芽が伸びてきて、花の咲く頃にはバランスの良い形になる。
花がらは早めに摘み取る。
また、枯れた下葉などはこまめに摘み取り、いつも株をキレイな状態にしておく。
そして花茎先の花が無くなったら 枝分かれしている上まで切り戻す。
 → 再び、秋まで花をたくさん咲かせてくれる。
水やり
土の表面が乾き始めたら、早めにたっぷりと与える。
   乾かし過ぎると、花つきが悪くなる。
肥料
元肥と、開花期間中は10日〜2週間に1回ほど、液体肥料を与える。
病害虫
病害虫には強い。
まれに、ウドンコ病・アブラムシ・コナジラミなどが発生することがある。
  繁 殖
実生(ミショウ)で行う。
こぼれ種からも開花するほど、野生的な花なので難しくはない。
ただし、種子が微小な為、計画的に繁殖させるには、注意が必要。
実生させる時期
4〜6月  →  5月が最も適期。
  発芽温度は、15〜25℃ほどといわれる。
  充分に温度が上がった5月頃が最も適期といわれる。
実生の方法
1) 箱や平たい鉢に土を入れて、タネをばらまく。
  タネは微細であるが、なるべく重ならないように平均にまく。
2) 発芽するまで、新聞紙などでおおっておく。
  トレニアのような細かいタネは土をかぶせると発芽しにくいので上から土はかぶせない。
  しかし、風で飛んだりしない様に、新聞紙を置いておくとよい。
  また、強雨に当てないようにする。
3) 発芽するまで10日から2週間かかる。
  発芽したら混み合っているところは間引いて整理する。
  葉が3〜4枚になったら、葉が重ならないような間隔で仮植えする。
  この状態で、本植えにしてもよい。
4) 葉が8〜10枚になったら、庭に植えや鉢植えに最適。
  株が広がるので、30cm位間隔を空けて植える。
5) つぼみ出来たら、小さい苗のうちは摘んで、わき枝を伸ばすようにする。
  小苗の時から、つぼみが付きやすいが、ある程度の大きさになるまで、摘心を繰り返す。
   → こんもりとしたキレイな姿になります。
     摘心しないと上の方だけの開花となる。
   
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