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人家周辺の荒地や草やぶなどに広く野生化している。 |
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成長が早く、繁殖力も旺盛である為、あっという間に他の植物が覆われてしまうこともある。 |
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茎は赤味を帯びて、太く、枝を分けて1~2mの草丈になる。
しかし、小さい草の時でも花を咲かせ、繁殖力が旺盛である。
根は塊状に肥大化する。 |
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環境に対応して大きさなどが変化する。
のびのびとゆったり育つ環境であれば、枝葉を伸ばし大きくりっぱに成長していく。
茎の太さが2cmほどにもなる。 |
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花の特徴 |
ヨウシュヤマゴボウ〔洋種山牛蒡〕の花は、ブドウのような房に、5~6mmほどの小さな白いの花を多数つける。
花びらの代わりに花弁状の萼片(ガクヘン)がある。
花穂は枝先に垂れ下がることが多い。
花後は黒い果実になる。 |
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葉の特徴 |
長さ10~30cm、幅5~15cmの大きな長楕円形。
先端が尖り、互生(ゴセイ)する。 |
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根には強力な毒がある |
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根には、強力な毒がある。
しかし、薬用としても利用される。 |
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誤飲すると、嘔吐・下痢などの症状が生じる。
重度になると、延髄(エンズイ)に作用して痙攣(ケイレン)を起こしし、死に至ることもあるという。
→ 名前から勘違いして食する人があるらしい。 |
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在来種のヤマゴボウ〔山牛蒡〕も、同じく毒を持つ。 |
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全体に毒があるという説もある。 |
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しかし、果実には毒がないとか、若葉は食べられるという説も…。 |
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加工食品の「ヤマゴボウ」は、全くの別物。 |
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アザミの根がヤマゴボウという名で売られていたりするが、これは全くの別物。
加工食品でよく販売されている「ヤマゴボウ」という商品は、「モリアザミ」または「ゴボウアザミ」という、本州の山地などによく自生している植物から作られたもの。
きれはキク科の植物で、アザミによく似た花を咲かせる。 |
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