８月に咲く花－年間の花ごよみ




	【アサガオ】　〔朝顔〕　夏を代表する花で知られる日本の伝統的な植物の一つ。　日当たりのよい場所で、毎日水やりすればスクスク育つ。



	【オシロイバナ】　〔白粉花〕　午後３時過ぎに花が咲き、翌朝にはしぼんでしまう夜行性の花。　美しい花が好まれ愛好者も多いが、雑草的存在をも確立している。



	【トケイソウ】　〔時計草〕　花の形が時計のように見えることから「時計草」と名づけられた。　夏には次々と花を咲かせ、丈夫で育てやすい。



	【ヒマワリ】　〔向日葵〕　誰もが知っている夏を代表する太陽のような存在感のある花。　放射能汚染を除去する作用があるしして脚光を浴びたことも。

　　 【ア～】　　　　　８月に咲く花



	【アイビーゼラニウム】　〔Ivy geranium〕　栽培がやさしく、花色が豊富で、長期間花を咲かせ続ける花。　ゼラニウムのなかでも、茎が這うように伸びる性質のあるもの。



	【アガパンサス】　〔African lily〕　アガパンサス属うち、別名「ムラサキクンシラン」のことをいう。　頑強な性質で、庭植えで放任していても、よく花を咲かせてくれる。



	【アベリア】　〔Abelia〕　初夏から秋までの長い間、次々と花を咲かせ続ける花期の長い花。　頑強で大気汚染や乾燥に強く幹線道路脇などによく植栽されている。



	【アメリカデイゴ】　〔亜米利加梯梧〕　鮮やかな赤い色のエキゾチックな花を、枝先にいくつも咲かせる。　丈夫な木で、暖かい地方の街路樹や公園、庭木に植林されている。



	【アラマンダ】　〔Allamanda〕　キョウチクトウ科アラマンダ属の植物のことをアラマンダという。　狭義にはアリアケカズラという別名をもつ特定の品種のことを指す。



	【イソトマ】　〔Isotoma〕　キキョウ科イソトマ属に属する植物のうち、特定の種のことをいう。　小さくて可憐な星型の花を、株いっぱいに咲かせる清楚な草花。



	【インパチエンス】　本来は属名であるが一般的に「アフリカホウセンカ」のことをいう。　丈夫で育てやすく、長期間かわいらしい花を次々と咲かせていく。



	【ウキツリボク】　〔浮釣木〕　鮮やかな目立つ色で、ユニークな容姿の花を咲かせる熱帯性植物。　属名の「アブチロン」の名も知られていて、いくつかの品種がある。



	【オリヅルラン】　〔折鶴〕　細長い葉が美しく、古くから観葉植物として人気がある。　繊細な外見とは異なり、かなり頑強な性質なので、育てやすい。

　　 【カ～】　　　　　８月に咲く花



	【ガザニア】　〔Gazania〕　初夏から秋にかけて、色鮮やかな花を咲かせていく丈夫な草花。　手入れがやさしいので、花壇の花などに好んで植えられている。



	【キキョウ】　〔桔梗〕　秋の七草の一つとされ、古くから親しまれてきている山野草。　細い茎に５ｃｍほどのベル型で青紫色の花を次々を咲かせていく。



	【キツネノマゴ】　〔狐孫〕　道端などによく見られる普通の雑草。　名の由来は、花穂の形を孫ギツネの尾に見立てたものと思われる。



	【キョウチクトウ】　〔夾竹桃〕　夏に美しい花を咲かせる花木として古くから鑑賞栽培されている。　勢力旺盛で公害にも強いが、庭木にするには大きく育ちすぎる。



	【ケイトウ】　〔鶏頭〕　花穂の上が、雄鶏の赤いトサカと似ていることから名づけられた花。　最近は品種改良されたものが多く、名前と結びつかなくなっている。



	【コスモス】　〔秋桜〕　キク科コスモス属の総称で、日本の秋を代表とする草花の一つ。　秋に咲き、桜の花に似ているのでアキザクラ〔秋桜〕とも呼ばれる。



	【コンロンカ】　〔崑崙花〕　ガクの１枚が変色して、白い花びらの様に見せる面白い花。　星型の花は１センチほどの大きさで、鮮やかな黄色い色をしている。

　　 【サ～】　　　　　８月に咲く花



	【サザンクロス】　〔Crowea〕　花の形が星型をしていることから日本で名づけられた。　※サザンクロスは南十字星という意味。（オーストラリア原産）



	【サルスベリ】　〔百日紅〕　ツルツルの樹皮と、夏に長期間咲き続ける赤い花が魅力。　幹がツルツルで、猿も滑り落ちてしまうというのが名前の由来。



	【サンゴバナ】　〔珊瑚花〕　　英名：　フラミンゴプランツ　茎の先端にピンク色の細長い唇形の花が集まり次々と咲いていく。　細長い花をフラミンゴにみたてて英名はフラミンゴプランツという。



	【サンビタリア】　〔Sanbitalia〕　ひまわりを小さくしたような、鮮やかな黄色い花がかわいらしい。　横に這う性質があるので、ハンギングやロックガーデンなどに最適。



	【シコンノボタン】　〔紫紺野牡丹〕　深みのある濃紫色の花を次々を咲かせていく印象的な花。　花の中央からくねくねと長く伸びた雄しべが一番の特徴とされる。



	【スイフヨウ】　〔酔芙蓉〕　フヨウの園芸品種で、美しい１日花を次々と咲かせる続ける。　白花が開花してから徐々にピン色に色づき赤く変化していく。



	【スイレン】　〔睡蓮〕　美しい花を咲かせることら古くから観賞用に栽培されている水生植物。　「温帯性」と「熱帯性」があり、性質や栽培法が異なるので区別される。



	【ゼフィランサス】　〔Zephyranthes〕　純白の美しい花を咲かせる球根植物で、病害虫に強い頑強な性質。　タマスダレ〔玉簾〕やレインリリーなどという名でも知られている。



	【ゼラニウム】　〔Fish geranium〕　栽培がやさしく、花色が豊富で、長期間花を咲かせ続ける花。　欧州の町並みで、家々の窓辺に飾られている花のの定番。



	【センニチコウ】　〔千日紅〕　開花期の長く、栽培がやさしく、かわいらしい花を咲かせる。　もともと乾燥質なので、簡単にドライフラワーに出来る。



	【センリョウ】　〔千両〕　赤い実と緑の葉が美しく、正月の縁起物として古くから人気がある。　夏にとても小さな花を咲かせるが、地味で注目されることはない。

　　 【タ～】　　　　　８月に咲く花



	【ダイアンサス】　〔Dianthus〕　ナデシコ属植物の総称で、北半球を中心に約300種ほどがある。　日本ではナデシコ〔撫子〕の名前で、古くからよく知られている。



	【タチアオイ】　〔立葵〕　古くから園芸栽培されていて、様々な花色の品種がある。　根を薬用利用する品種もある。



	【タマスダレ】　〔玉簾〕　純白の美しい花を咲かせる球根植物で、病害虫に強い頑強な性質。　「ゼフィランサス」や「レインリリー」などという洒落た名もある。



	【ツユクサ】　〔露草〕　日本全国の野原・公園・道端などに自生している一年草。　古くから薬用や食用、染剤として利用されてきている。



	【デュランタ】　〔Duranta〕　しだれて伸びる枝先に、紫色の花を多数咲かせる夏の花。　観葉植物として渡来したが、夏の花の定番となりつつある。



	【トマト】　〔Tomato〕　赤い果実を食用として利用することで知名度の高い植物。　世界的にもよく知られた果実であるが、花の認知度はかなり低い。



	【ナス】　〔茄子〕　古くから各地で栽培されてきた紫色で有名なお馴染みの野菜。　紫色の薄い花びらをもつ花が、下をうつむいて咲く。



	【ニチニチソウ】　〔日々草〕　夏に咲く花の定番として、古くから親しまれている草花。　かわいらしい花を、株いっぱいに次々を咲かせ続けてくれる。



	【ノウゼンカズラ】　〔凌霄花〕　真夏の暑い時期に、オレンジ色の派手な花を次々と咲かせていく。　欠点は、花が落ちやすいことと、香りがないこと。

　　 【ハ～】　　　　　８月に咲く花



	【バイオレット・レナ】　〔初恋草〕　レシュノルティアという、低木性花木から育成した園芸品種。　蝶の様な形をした２cmほどの小さな花が、株いっぱいに咲く。



	【ハイビスカス】　〔Hibiscus〕　ハイビスカスとはアオイ科フヨウ属の総称で、すべて交配品種。　いかにも南国らしい大きな花を、次々を咲かせる。ハワイの州花。



	【ハナキリン】　〔花麒麟〕　トゲのある長い茎の先に可愛らしい花を咲かせる多肉植物。　丈夫で育てやすく、暖かい環境であればば周年開花し続ける。



	【ヒメアリアケカズラ】　〔姫有明葛〕　キョウチクトウ科アラマンダ属の植物でアリアケカズラの仲間。　アリアケカズラよりも全体的にやや小さい半つる性の品種。



	【ブーゲンビレア】　〔Bougainvillea〕　夏の花として親しまれている熱帯性の花木で、人気がある。　日光さえあれば手入れいらずでよく育つが、寒いのは大の苦手。



	【フウセンカズラ】　〔風船葛〕　白色の小さい花は、さわやかな緑の茎葉にうもれて目立たない。　花よりも、小さな紙風船に似た愉快な果実が人気のつる性植物。



	【ブッドレア】　〔Buddleja〕　香りがよく花が美しいことから世界中で観賞用に栽培されている。　フジウツギ属の中で園芸栽培されている一部の品種の呼び名。



	【フヨウ】　〔芙蓉〕　夏になると美しい１日花を次々と咲かせる続ける落葉性低木。　よく似た植物に「ムクゲ」があり、両者が比較されることも多い。



	【ブルーサルビア】　〔Blue salvia〕　シソ科アキギリ属／サルビア属のサルビア・ファリナセアのこと。　名前の通り青色の花をさかせるサルビアであるが、白花もある。



	【ヘクソカズラ】　〔屁糞葛〕　日当たりのよい場所に、よく自生している、いわゆる雑草。　名前とは不釣合いな素敵な色合いの可愛らしい花を咲かせる。



	【ベゴニア】　〔Begonia〕　シュウカイドウ属の植物を、ベゴニア（属名）と総称している。　多くの園芸品種があるが、分類方法はまだ確立されていない。



	【ペチュニア】　〔Petunia〕　寒さに弱く、日本では一年草扱いであるが、本来は多年草である。　栽培がやさしく、花期が長く、花数も多いので愛好者が多い。



	【ベニヒモノキ】　〔紅紐の木〕　赤くて長～いヒモの様な花穂が特徴的なトウダイグサ科の低木。　温かい場所が好みで、１０℃以上あれば通年赤い花穂が見られる。



	【ペンタス】　〔Pentas〕　星形の小さな花を、枝先に多く、長期間咲かせる熱帯花木。　「寒さ」と「過湿」が苦手で、適温であれば通年花を咲かせる。



	【ポーチュラカ】　〔Portulaca〕　多肉質で、乾燥に強く、栽培がやさしい多年草。　花は一日花であるが、花つきがよく次々と花を咲かせていく。



	【ホソバヒャクニチソウ】　〔細葉百日草〕　ヒャクニチソウ〔百日草〕の別種として知られる花つきのよい草花。　全体的に小型、一重で清楚な花が好まれ、花壇によく植えられる。



	【ボタンクサギ】　〔牡丹臭木〕　小さな花が多数集まり、手まり状にびっしりと咲く様がとても美しい。　遠目にはアジサイによく似た落葉性の低木で、葉に触れると臭い。

　　 【マ～】　　　　　８月に咲く花



	【マツバボタン】　〔松葉牡丹〕　鮮やかな花色が豊富で、長期間次々と花を咲かせ続ける夏の花。　高温と乾燥に強く、栽培がとてもやさしい初心者向けの一年草。



	【マリーゴールド】　〔Marigold〕　長期間花を咲かせ続け、代表的な花壇花の一つとなっている。　「アフリカン種」「フレンチ種」「両種の混合種」に分けられる。



	【マンデビラ】　〔Mandevilla〕　キョウチクトウ科マンデビラ属植物の総称で、つる性のものが多い。　ディプラデニアの名でも知られるが品種名のサンパラソルも人気。



	【ミズヒキ】　〔水引〕　赤い水引のような長い花穂をつける多年草。　人家の周り、公園の隅などに普通に生えるので雑草的な身分。



	【ミツバ】　〔三つ葉〕　独特の香りがあり、三つ葉と茎を食用とするセリ科の多年草。　ハウス栽培ものが年間流通しているが、日本各地で自生している。



	【ムクゲ】　〔木槿〕　朝方に花開き、夕方にはしぼんでしまうという、はかない一日花。　しかし性質は強健そのもので雑草の様なたくましさを秘める樹木。



	【モミジアオイ】　〔紅葉葵〕　赤い大きな花は、一度見たら忘れられないほど印象的で心に残る。　１ｍ～２ｍにも成長する多年草で、１日花を次々と咲かせていく。



	【ヤブラン】　〔薮蘭〕　藪（やぶ）に自生し、葉が蘭に似ていることから「ヤブラン」。　庭や公園の縁取りやグラウンドカバーとしてよく利用されている。



	【ユーフォルビア】　〔ダイアモンドフロスト〕　新しい園芸品種であり、可憐な花ながら群生する様は見事。　ハンギングや寄せ植えに最適と推奨されている。



	【ユリ】　〔百合〕　ユリ科ユリ属に属する植物の総称で、花の美しい球根植物。　原種を初め多くの園芸品種があり、花色などが豊富にある。



	【ヨウシュヤマゴボウ】〔洋種山牛蒡〕　在来種のヤマゴボウに似ている北米原産の植物で身分は雑草。　花は地味であるが、房状に垂れ下がる黒紫色の果実はよく目立つ。



	【ランタナ】　〔Lantana〕　小さな花が５cmほどの手まり状に集まり、次々と咲いていく。　つぼみから開花まで花色が複雑に変化していくのが最大の特徴。



	【ルドベキア】　〔Rudbeckia〕　キク科オオハンゴンソウ属（ルドベキア属）の草本植物のことをいう。　原種の他に多くの園芸品種があり、花のバリエーションが豊富。

　　 【果実】　　　　　８月の果実



	【フウセンカズラ】　〔風船葛〕　白色の小さい花は、さわやかな緑の茎葉にうもれて目立たない。　花よりも、小さな紙風船に似た愉快な果実が人気のつる性植物。