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アベリアとは、本来スイカズラ科ツクバネウツギ属のラテン名であり、特定の種の名ではなかったが、最近では日本によく見られるハナツクバネウツギの事を指すようになってきている。 |
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日本で普通にみられるものは、中国とヒマラヤに自生する種の雑種だといわれる。 |
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名 前 |
アベリア 〔Abelia〕 |
別 名 |
ハナツクバネウツギ 〔花衝羽根空木〕
ハナゾノツクバネウツギ 〔花園衝羽根空木〕 |
類 別 |
スイカズラ科 [Caprifoliaceae]
ツクバネウツギ属 [Abelia]] |
学 名 |
Abelia X grandiflora |
性 質 |
半常緑性 低木 |
原産地 |
北半球の温帯地方 |
用 途 |
庭植え、 鉢植え、 公園、 道路わき |
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通常は常緑であるが、寒冷地では落葉する。 |
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日本には大正時代に渡来する。 |
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アベリア〔Abelia〕 - 和名 |
19世紀のイギリスの医者で植物学者のエイブル(Abel)さんにちなんだ名前。 |
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ツクバネウツギ 〔衝羽根空木〕 - 別名 |
果実に萼(ガク)が残り、それが突く羽根に似た空木(ウツギ)という樹木の意味。 |
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お正月に遊ぶ「羽子つき」の羽のことを『ツクバネ〔衝羽根 〕』という。 |
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花の特徴 |
小さな釣り鐘状で、花びらの先端が5つに分かれて咲く。
弓状に垂れる枝先にまとまって咲かせ、甘い香りを放つ。
花色は白が多いが、ピンク色もある。 |
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木の特徴 |
高さは1~2mになり、根元からよく枝分かれしてよく茂る。
枝は弓状に垂れさがり、枝の先端に花を咲かせる。
刈り込みに強いので、生け垣などに利用されることが多い。
花後に、衝羽根(ツクバネ)型の萼(ガク)片が残って赤く色づき、まるで花のように見える。 |
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アベリアの品種 |
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クランディフロラ |
日本で一般に栽培されているもの。 |
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中国とヒマラヤに自生する種の雑種だといわれる。 |
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エドワード・ゴーチャー |
花色がピンク色のもの。 |
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コンフェティ |
夏から秋に赤みを帯びる白い斑の葉を持つもの。 |
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シューマニー |
花色が濃いピンク色のもの。 |
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フランシス・メイスン |
斑入りの葉を持つもの。 |
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