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葉 桜 |
花が散って葉が混ざった状態から初夏過ぎまでを「葉桜」と呼ぶ。 |
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花と葉が同時に展開する桜の品種もあるが、馴染み深いソメイヨシノは葉よりも先に花が開花する。 |
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花の特徴 |
サクラの花は短い枝につく性質があり、花柄(かべい)が長く、1ヵ所から花を1個から5個の花をつける。
花色は、白色・薄ピンク色・濃紅色などが多いが、品種により赤色・赤紫色・緋色の他、黄色や緑色などもある。
花びらは、一重が一般的であるが八重も好まれている。 |
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開花時期 |
【3月 ~ 5月】 |
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春咲きが多いが、品種により異なる。 |
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ソメイヨシノの花芽は7月~8月にできる。 |
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サクラの果実 |
「サクランボ」と呼ばれるサクラの食用果実は、西洋系の品種から収穫される。
観賞用の桜にも赤い実をつけるものがあるが、苦味があり、一般には食用とはされない。 |
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有名なソメイヨシノは、江戸時代に品種改良されて生まれた園芸品種であり、果実をつけることがない。 |
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結実時期 |
【6月】 |
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自家不和合性 |
サクラの木は自身の木の花同士で受粉しても実がなりにくい性質がある。
果実を実らせるためには2本以上の木を近くに植える必要がある。 |
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果実の実る品種で、かつ相性の良い品種が必要となる。 |
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サクラの利用 |
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木材 |
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◇ |
樹皮 |
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◇ |
花 |
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葉 |
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お菓子や桜餅の香りづけ。 |
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葉の縁はギザギザしていてクマリンという芳香を含んでいる。 |
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サクラの葉は和菓子の桜餅に使用されるが、主に「大島桜」の葉が使われている。 |
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