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花のつき方と生育タイプにより剪定方法が異なる。
主に3つのタイプがあるので、どのタイプのクレマチスであるか、確認する必要がある。 |
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旧枝咲き |
旧枝咲きとは、前年に伸びた枝(旧枝)から、(新芽を出して)伸びた新しい枝に花が咲くタイプのクレマチス。 |
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旧枝咲きの剪定 |
◇ |
花後に、花柄摘みを行う。 |
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花首だけを切るか、または花首の下の1~2節下の節の上で切る。 |
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◇ |
枯れた枝や弱い枝を整理する程度の、弱剪定を行う。 |
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◇ |
少しずつ切って行くのが基本。
しかし、枝が古くて太くなると花つきが悪くなるので、数年に一度は株元から切り取ってリフレッシュさせる。 |
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※ |
しかし、枝が古くて太くなると花つきが悪くなるので、数年に一度は株元から切り取ってリフレッシュさせる。 |
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ツルの処理 |
新しく伸びた枝は、支柱で誘引し直す。 |
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新枝咲き |
冬になると地上部が枯れ、春に株元から(新しく)伸びた枝に花が咲くタイプのクレマチス。 |
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四季咲き性のものが多い。 プリンセス・ダイアナ、ソフィー、など。 |
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新枝咲きの剪定 |
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花後(8割ほど咲いた後)に、思い切って剪定を行う。 |
◇ |
春に最初に咲いた1番花の剪定は、株元から2~3節目の中間で切る。 |
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※ |
節を残せば、葉がなくてもよい。 |
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脇芽から新しく伸びた枝に、1ヵ月ほどして花が咲く。 |
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早く剪定すると、次の花が早く咲く。 |
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◇ |
次に咲く2番花は、つるの半分ほどの長さで切る。 |
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冬の前には、地際で切り取る。 |
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ツルの処理 |
新たに支柱を立てて、誘引し直す。 |
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新旧両枝咲き |
「前年に伸びた枝」と「今年伸びた枝」の両方の枝に花が咲くタイプのクレマチス。 |
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新旧両枝咲きの剪定 |
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花後(8割ほど咲いた後)に、剪定を行う。 |
◇ |
長い枝なら、つるの半分くらいに切る。 |
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ツルの処理 |
◇ |
剪定時に、支柱をはずす。 |
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折れやすいので、丁寧につるをはずしていく。 |
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コンテナ栽培の場合は、1日水を控えると枝が柔らかく折れにくくなる。 |
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◇ |
新しく支柱をたて、誘引し直す。 |
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