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| ベゴニアは広範囲に生育する原種の他、古くから多くの園芸品種が作りだされてきている。 |
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| さらにベゴニアは交雑による品種改良が容易で、明確な区別が難しく、分類に関しては様々な意見があり不確かなものもある。 |
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| 形状によるベゴニアの分類 |
| ベゴニアは茎の形や性質から3つに分類することが多い。 |
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| 木立性ベゴニア (こだちせい) |
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直立した茎が、木のように垂直に伸びていく。 |
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茎がしっかりして、木質化したように見えるものなどが多い。 |
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ブラジル原産とその園芸品種が多い。 |
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| ※ |
ブラジルで発見された「ベゴニア・センパフローレンス」が有名なベゴニアの品種でよく流通している。 |
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花が咲くまでに10年以上かかるものもある。 |
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| ※ |
花穂の先が枝分かれして増えていき、たわわに咲かせる花の咲き方を「シャンデリア」と呼ぶ。 |
| ※ |
花穂の先が枝分かれして増えていき、たわわに咲かせる花の咲き方を「シャンデリア」と呼ぶ。 |
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| 球根性ベゴニア (きゅうこんせい) |
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地下に塊茎(カイケイ)を持つ。 |
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大きな美しい花をつけるものが多い。 |
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南アメリカのアンデス山原産とその園芸品種が多い。 |
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| 根茎性ベゴニア (こんけいせい) |
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葉がきれいな品種が多い。 |
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通常、節間の詰まった太い茎が地表を横にはう。 |
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ヒマラヤやインドのアッサム地方原産とその園芸品種が多い。 |
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ベゴニア・レックス、アイアン・クロス、ボウェレー・ニグラマルガなど。 |
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| エラチオール・ベゴニア (リーガース・ベゴニア) |
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球根性ベゴニアから作られた園芸品種であるが、人気のベゴニアとなり、特にこの名前で呼ばれるようになったもの。 |
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「リーガース・ベゴニア」または「リーガ・ベゴニア」ともいう。 |
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| ※ |
英名: Rieger’s begonia |
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球根ベゴニアと球根性ベゴニアの「ソコトラーナ」との交配によって作り出されたもので、育種家のドイツ人オットー・リーガル氏が育成した品種。 |
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| 観賞目的による分類 |
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| 花ベゴニア |
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花の美しいベゴニアのことを花ベコニアと呼んでいる。 |
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四季咲きベゴニア、球根ベゴニア、クリスマスベゴニアなどのうち、花の美しいもので、花壇によく植えられている。 |
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| 観葉植物 |
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葉の形や模様が多彩で、きれいでおもしろいものが多い。 |
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| ※ |
葉が美しいので、観葉植物として利用されている。 |
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