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3本仕立て |
1本の苗から3本の脇芽を出して、頂点に3つの花を咲かせるキクを1つの鉢で育てるもの。 |
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大きな花の品種が使用される。
厚物や大掴みなど。 |
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茎の高さは120cm~160cmほどであるが、展覧会ごとに審査の基準が異なる。 |
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展覧会では、花の形により様々な審査会が行なわれている。 |
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ダルマづくり |
キクの「3本仕立て」の小型版。 |
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3本仕立てには、大きな花の品種が使用される。 |
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茎の高さは40cm~60cmほどであるが、展覧会ごとに審査の基準が異なる。 |
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場所も用土も少なくて済むので現代向きといえるが、小さく育てるにも大変な作業が必要となる。 |
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福助づくり |
キクの「ダルマづくり」の1本花版。 |
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大きな花の品種が使用される。 |
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茎の高さは40cm以下で、展覧会ごとに審査の基準が異なる。 |
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ダルマづくりよりも、よりコンパクトに作り、鉢よりも花を大きくするのがポイント。 |
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一文字 |
キクの「福助づくり」の一種で、キクの花弁を厚紙の上に一列に並べるという独特の仕立て方。 |
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この花形が皇室の菊の紋章のモデルと言われている。 |
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盆 栽 |
観賞用に枝や幹に手を加え整えて育てるキクの鉢植え。 |
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樹形や仕立て方により、直幹・双幹・懸崖・根上り・寄せ植えなどの種類がある。 |
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花の小さい小ギクが使用される。 |
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「懸崖」 (けんがい) |
盆栽樹形の一つで、樹の先端部分が鉢縁よりも下にある形。 |
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断崖絶壁にしがみつくように生きる樹々を模したものとされる。 |
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懸崖の中でも「前垂れ懸崖」や「変形懸崖」なと、いくつかの樹形がある。 |
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展覧会に使用される花の形には、独特の呼び名がある。 |
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厚物 (あつもの) |
キクの花が「まり状」にこんもり厚く盛り上がって咲く菊で、大ギクの代表品種。 |
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厚物咲きという。 |
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「3本仕立て」や「ダルマづくり」などに使用される。 |
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厚走り |
厚物の花形で、かつ下の方の花弁が長く伸び下がっているもの。 |
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下がっている花弁を「走り弁」呼び、その長さや形などが観賞のポイントとされている。 |
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管物 |
花弁が細く、管のようになっている花の品種。 |
◇ |
花弁の太さによって「極管」「太管」「間管」「細管」「針管」などがある。(太いもの順) |
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大掴み |
花弁を握りつぶして、ひねったような不思議な花の形をしている。 |
◇ |
くしゃくしゃになったように見えるが、下がっている花弁(走り弁)の美しさがポイントで、綿を入れてラップでまくなどして丁寧に形を整える。 |
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