名 前 |
コブシ 〔辛夷〕 〔拳〕 |
別 名 |
ヤマアララギ、 コブシハジカミ
タウチザクラ 〔田打ち桜〕 |
英 名 |
Kobushi magnolia |
類 別 |
モクレン科 [Magnoliaceae]
モクレン属 [Magnolia] |
学 名 |
Magnolia praecocissima |
性 質 |
落葉性 高木 |
原産地 |
日本、韓国 (済州島:ちぇじゅとう) |
花言葉 |
「負けん気の強さ」 |
開花期 |
3月 ~ 4月 |
果実期 |
9月 ~ 10月 |
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※ |
庭木や公園によく植えられている。
シンボルツリーに向いている。 |
※ |
建築材や家具・器具・楽器材などの他に薬用として利用される。
また、モクレン属植物の台木に使用されることもある。 |
※ |
花芽分化時期は、6月下旬~7月上旬。 |
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コブシ 〔辛夷〕〔拳〕 |
実の形が握りこぶしのように見えることに由来する。 |
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コブシの果実は集合果で袋形をしているため、それぞれの実のゴツゴツして見える。 |
※ |
コブシには〔辛夷〕という漢字がよく使用されるが、本来誤用であったという。
古くは〔木筆〕という漢字も使用されることがあったが、こちらも同じく誤用。 |
※ |
中国で〔辛夷〕は「木蓮」のことをいう。 |
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タウチザクラ 〔田打ち桜〕 ・・・ 別名 |
コブシの花が咲いた時期を目安に農作業を始める地方が多かったことから呼ばれるようになった。 |
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※ |
農作業の目安となっていた。
こういう木のことを「農諺木」(ノウゲンボク)という。 |
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他に、タネマキザクラ〔種蒔桜〕、タウエザクラ〔田植桜〕などという呼び名もある。 |
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マグノリア [Magnolia] - 属名 |
フランスの植物学者マグノル[Pierre Magnol](1638‐1715)の名由来する。 |
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属名の日本名はモクレン属。 |
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欧米では「モクレン」「シモクレン」「コブシ」をマグノリアと呼んでいる。 |
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◇ |
白花の代表的花木 |
◇ |
大きく育つ |
◇ |
病害虫に強い |
◇ |
肥料は特に必要ない |
◇ |
秋には黄葉する |
◇ |
丈夫で育てやすい |
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白花の代表的花木 |
早春に落葉樹の株いっぱいに純白の花を咲かせる様はとても美しい。
白花の代表的花木としてよく知られている。 |
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沢山の花を一斉に咲かせるコブシの花は遠目にもよく映えるが、花期が短いのが残念。 |
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大きく育つ |
大きく育つので、公園樹やシンボルツリーに向いている。 |
※ |
自然と樹形も整うので、広い場所で自然のままに生育させるのがよい。 |
※ |
小さく形よく育てるのは難しい。
(不可能ではない。) |
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病害虫に強い |
特に注意すべき病害虫はない。 |
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肥料は特に必要ない |
肥料を特に与える必要なく、土質もあまり選ばない。 |
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秋には黄葉する |
春には美しい白花、秋には黄葉を楽しめる。 |
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丈夫で育てやすい |
病害虫にも強く、日当たりさえよければ手間のかからない栽培のやさしい樹木。 |
※ |
成長が早く、大木になるので広い場所を必要とする。 |
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