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イソトマ 〔Isotoma〕
写真「イソトマの花」
イソトマ (別名 : ローレンティア)
 イソトマ属とは、キキョウ科に属する植物のことで、オーストラリア周辺に分布している。
 一般的に「イソトマ」という時は、そのなかの特定の種のことを指すことが多い。
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  イソトマの特徴
 細長い葉がこんもり茂って株を作り、花茎を葉の上に出して先端に花を咲かせる。
 一つの花は可憐な小さい星型であるが、株いっぱいに咲かせる。
 イソトマという名で一般的に流通しているのは「イソトマ・アクシラリス」という種とその園芸品種。
旧属名のローレンティア(又はローレンチア)の名で流通することもある。
 イソトマの花色には、青紫色、白色、ピンク色などがある。
青紫色の花色が一番馴染み深く、「イソトマブルー」と呼ばれている。
名 前  イソトマ
別 名  ローレンティア 〔Laurentia〕
英 名  Pokeweed、 Inkberry
類 別  キキョウ科 [Campanulaceae]
 イソトマ属 [Isotoma Lindl.]
学 名  Isotoma axillaris
性 質  半耐寒性  多年草、一年草(春まき)
原産地  オーストラリア (南部~西部)
用 途  鉢植え、 庭植え
開花期  5月 ~ 11月
花言葉  「猛毒」
本来は多年草であるが、2年目以降は花つきが悪くなるため、一年草として栽培するのが一般的となっている。
ローレンティア〔Laurentia〕は、イソトマの旧属名。
イソトマは有毒植物
 イソトマには毒性があるので、取扱いには注意が必要。
 触れるだけでかぶれる人もいる。
 特に植物から出る液汁が、うっかり目に入ると失明すると言われる。
葉や茎から白い液体が出る。
写真「イソトマ」
 イソトマの栽培
 高温多湿と雨、寒さが苦手なので、鉢植え栽培するのが一般的。
 冬越しには5℃以上は必要とされる。
秋頃までの一年草として扱われることが多い。
 (2年目以降は花つきが悪くなるため。)
栽培場所
日当たりと風通しのよい場所。
雨にあてないようにする。
真夏は、半日陰に置く。
水やり
表土が完全に乾いてから、株元に水やりする。
水のやり過ぎに注意する。
加湿に弱いので、やや乾燥気味の方がよい。
花柄摘み
花後は、こまめに花を摘み取る。
蒸れて病気の原因となる。
見た目もよくない。
花茎に1つの花をつけるタイプなので、花茎ごと取り除く。
切り戻し
伸びすぎたら、適宜芽の上で切り戻しをする。
脇芽が伸びてくる。
茎から出る液には毒があるので注意する。
触れるだけでかぶれる人もいる。
肥料
やり過ぎに注意する。
開花期に、薄い液体肥料を月に1~2回あたえる程度にする。
与えすぎると、葉ばかり茂る傾向がある。
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