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一般にライラックと呼ばれるハシドイ属は北半球に多く30種ほどあるが、園芸品種も多く栽培されている。 |
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小花が集まり円錐形の花序として枝先に花を多く咲かせるが、葉の形や花色などにはバリエーションがある。 |
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欧州で一番多く栽培されているのが、ピンク色がかった紫色の花を咲かせる「ムラサキハシドイ」であるため、狭義にはこの品種がライラックの代表としてあつかわれている。 |
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ムラサキハシドイの園芸品種も多く、紫色以外の花色も豊富にあり、八重花もある。 |
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白い花を咲かせる「シロバナライラック」もムラサキハシドイの仲間とされる。 |
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樹高は7mほどに育つが、小さく育つ矮性種(わいせいしゅ)もある。 |
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中国原産り「ヒメライラック」は高さ1mほどにしか成長しない。(別名チャボハシドイ:Syringa microphylla Diels) |
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日本にはハシドイと呼ばれる品種が東北から北海道に自生している。 |
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白花で、開花は6月から7月ころと遅い。
高さは10mくらいになる。 |
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Syringa reticulata |
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日当たりがよいほど花つきがよくなるが、涼しい環境を好み、日本の夏はやや苦手とする。 |
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涼しい環境の方が花付きがよい。 |
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大きく育つが病害虫にも強く手入れがやさしい。 |
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