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花の特徴 |
つぼみの段階では小さく目立たずに下を向いているが、開花すると上を向く。
花の開花は朝で、上に向かって花びらをパックリと大きく開き、夕方には散ってしまう。
花の大きさは5cmほどであるが、オレンジ色の花はよく目立つ。
また群生することが多いので、見事な花畑になるが、花期があっという間に終わってしまう。 |
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いくつも花を咲かせないので、咲き始めると短期間に咲き終わってしまう。 |
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ナガミヒナゲシの性質 |
秋から冬に土の中から新芽を出し、春になると開花する。
草丈は約15センチから60センチくらいに成長し、茎には硬くて細かい毛が生えている。 |
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ナガミヒナゲシの果実 |
ナガミヒナゲシの実は、細長くて天辺が平らで円盤のようになっている。 |
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果実は名前の由来通り細長く、中にはとても小さな種が入っている。 |
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環境により果実の大きさが異なるが、大きいもので3cmほど。 |
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果実が熟すと、天辺の円盤の下に隙間ができて、中から種がこぼれるように地面に落ちていく。 |
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一つの果実には1,000~2,000の種子(ケシ粒)が入っている。 |
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とても小さい粒で、どこにでも飛んでいく。 |
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ナガミヒナゲシの駆除は難しい |
ナガミヒナゲシの繁殖力は強大で、駆除するのはかなり難しいとされる。 |
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繁殖力の威力は、膨大な数の種子によるもので、花後には必ず結実し、1,000~2,000個もの微粒の種子をばら撒く。 |
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逆に、ナガミヒナゲシの栽培はとてもやさしい。
種を、適当にまいておけば生育してくれる。 |
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未熟な種子でも生育する |
ナガミヒナゲシは、未熟な種子からも生育することが出来るという。
そのため、こぼれ種による繁殖を防ぐためには、開花前に取り除かなくてはいけないという。 |
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