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オリヅルランの細長い葉が美しいために好まれ、古くから観葉植物として栽培されている多年草。
開花期には葉の間からランナーが次々と伸びていき、先端にかわいい子株ができる。
ハンギングにすると自然と美しい姿に整ってくれる。 |
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オリヅルランはランという名がついているが、ラン科の植物ではなくユリ科になる。 |
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名 前 |
オリヅルラン〔折鶴蘭〕 |
学 名 |
Chlorophytum comosum (Thunb.) Jacq. |
類 別 |
ユリ科 [Liliaceae]
オリヅルラン属 [Chlorophytum] |
性 質 |
半耐寒性 常緑 多年草 |
原産地 |
南アフリカ |
用 途 |
庭植え、 鉢植え |
開花期 |
【6月 ~ 9月】 |
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品種により少し耐寒性が異なる。
非耐寒性とされるむきもあるが、関東地方までなら慣らせば戸外で冬越しも出来るものもある。 |
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オリヅルランは、かなり頑強な性質なので、育てやすい。
特に斑入り葉に人気があり、花よりも葉の鑑賞が好まれている。
葉の間からランナー(匍匐枝)を出して、その先端部に子供を作る。
古株からは気根をのばして繁殖していく。 |
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株が健康であれば、多くのランナーを出していく。 |
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花の特徴 |
オリヅルランの花は、長い花茎(ランナー)の先に小さな白い花が咲かせる。
あまり目だたないが、よく見てみると、肉厚の花びらが真っ白に輝くようでとても美しい。 |
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オリヅルラン〔折鶴蘭〕 - 属名・和名 |
子株の葉の姿が、折鶴に似ているところから名づけられた。 |
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子株は、葉の間から匍匐(ホフク)枝を伸ばし、先端につく。 |
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頑強な性質なので、栽培はやさしい。
乾燥にも強く、たまに水やりを忘れてもめったには枯れない。
ただし寒さに弱い。 |
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庭植えでは放任しておいてもよく育つ。 |
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あまり乾燥させると、葉のみずみずしさが失われる。 |
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日陰でもよく育つが、日にあてる方がよく育つ。
夏の直射日光は避ける。 |
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強い日にあてると、葉やけする恐れがある。
特に斑入り葉は強い日差しに弱い。 |
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繁殖力旺盛なので、鉢植えの場合は根づまりに注意する。 |
植替時期 |
【5月 ~ 9月】 |
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増やし方 |
ランナーの先に育った子苗を切り、植えつける。 |
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子苗が沢山ある場合は、元気のよいものを選ぶ。 |
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子苗が成長すると根が出てくるので、根のある子苗は培養土の上で根元を少し押さえるだけで、よく根付いてくれる。 |
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ランナーは夏によく出てくる。 |
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