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センリョウの特徴

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センリョウ〔千両〕とは

　赤い実が美しいセンリョウは、正月の縁起物として古くから生け花に利用されいる。
夏にとても小さい花を咲かせるが、地味すぎて花が注目されることはない。


※	光沢のある緑色の葉と赤い実のコントラストも際立って美しい。
※	マンリョウ（万両）とよく比較されるが、マンリョウとは別もの。

名　前	センリョウ〔千両〕
学　名	Sarcandra glabra
類　別	センリョウ科　[Chloranthaceae] センリョウ属　[Sarcandra]
性　質	半耐寒性　常緑広葉樹　小低木
原産地	日本（中部地方以西）、　東南アジア、　インド
用　途	庭植え、　鉢植え、　切花
開花期	６月～８月
果実期	１１月～１月

※	冬の果実は鳥にとっては貴重な食料であるため、うっかりするとお正月前にすっかり食べられてしまう。
※	近所にセンリョウの木がある庭では、鳥のフンにより種が運ばれ自然繁殖する機会が多い。

センリョウの葉には光沢があり、葉の縁はギザギザしている。
高さは50cm～90cmほどに成長する。
地下茎から「ひこばえ」が多く出て増えていが、実生による繁殖も多い。

※	自然にまとまった樹形になるが、樹高がある程度高くなると倒れやすい。支柱を立てるか剪定することが必要となる。

センリョウ〔千両〕の花

センリョウの花は枝先に複数咲かせるが、とても小さく地味過ぎて目立たない。
花は全体的に黄緑色をしていて、１本のめしべと、わきに付着する１本のおしべとから形成されている。
とても小さく花びらがないので、花が咲いていることに気づく人は少ない。

※	花は茎の先端に咲くが、大きな緑色の葉に色がうもれてしまう。

センリョウ〔千両〕の実

センリョウの実は、茎の先端に５ミリほどの真っ赤な実を複数つける。
緑色の葉とのコントラストが鮮明で目立つ。

※	センリョウといえば「赤い実」が連想されるほど、赤い実の印象が強いが、が「黄色い実」をつける『キミノセンリョウ』という品種もある。

果実時期

【１１月～１月】