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系統的には「落葉性」と「常緑性」とで明確な区別はなく、また「半落葉性」のものもある。 |
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「落葉性ツツジ」「常緑性ツツジ」「西洋ツツジ」に分類すると、栽培法の目安がついてわかりやすいというメリットもある。 |
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常緑性とは、冬も葉が落ちないで枝に残っているもので、通常「ツツジ」と呼んでいるものは「常緑性ツツジ」が多い。
常緑性ツツジは一般的に耐寒性がやや弱いが、花つきがよくて刈り込みに強く、主に垣根や植え込みなどに使われることが多い。
日向を好む。 |
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日本・中国などの東アジアに多く自生している。 |
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常緑性ツツジの園芸品種は、日本で品種改良されたものが多い。 |
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常緑性ツツジの品種 |
キリシマツツジ
オオムラサキ
リュウキュウツツジ |
ヒラドツツ |
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花色が豊富で、葉や花が大きい。
ツツジにしては大きく成長する。 |
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クルメツツジ |
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葉を隠すように、花が株一面に咲き誇る。
葉や花は小さいものが多い。
19世紀に久留米藩(現:福岡県の久留米市)の坂本元蔵(モトゾウ)という武士によって改良されたもの。 |
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落葉性とは冬に葉が落葉するもの。
春になると葉より先に花だけ咲くものが多い。
耐寒性が強く、山地に自生する種類も多いツツジ。
常緑性とは異なり、自然樹形を楽しむのがよい花木。
落葉樹の下などの半日陰の場所に植えるのがよいとされる。 |
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北半球全体に広く分布している。 |
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落葉性ツツジの園芸品種はヨーロッパで品種改良されたものが多い。 |
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落葉性ツツジの品種 |
レンガツツジ
ヤマツツジ ミツバツツジ |
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日本の山野に多く自生している。
遅咲きから早咲きがある。 |
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ヒカゲツツジ、カラムラサキツツジ、ゲンカイツツジなどは、「シャクナゲ」の仲間とされる。 |
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古くから世界各地で多くの『園芸品種』が育成されている。
園芸品種は2,000以上もあり、さらに毎年、新品種が作り出されている。 |
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「常緑性ツツジ」は日本で、「落葉性ツツジ」は欧州で改良育成されたものが多い。 |
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アザレア 〔Azalea〕 |
アメリカで品種改良され、輸入されたツツジの総称で、セイヨウツツジ〔西洋ツツジ〕ともいわれる。 |
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主に落葉性のものを中心に園芸化されたもの。 |
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1892年に始めて輸入されたといわれ、その後日本でも生産・改良されている。 |
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ロードデンドロン 〔Rrhododendron〕 |
中国やヒマラヤからきた常緑性ツツジが、欧州で園芸化されたもの。 |
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日本の園芸品種 |
ヒラドツツジ、キリシマ、クルメツツジなどから作られた園芸品種が多い。 |
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