小さな 園芸館 
 小さな園芸館 > 植物 > ヤブラン〔薮蘭〕
ヤブラン 〔薮蘭〕
写真「ヤブラン〔薮蘭〕」 写真「ヤブラン〔薮蘭〕の花」 写真「ヤブランの実」
小さな園芸館
  花の写真一覧
  植物の索引一覧
  園芸用語
  剪定の基本
ヤブラン〔薮蘭〕とは ヤブランの栽培・管理 ヤブランの写真 夏に咲く花 小さな園芸館
 ヤブラン〔薮蘭〕とは
ヤブランとは、古くから庭や公園のグラウンドカバーとして利用されている多年草で、花を楽しむというよりは下草として利用されることが多い。
一部では観葉植物として利用されることもあるが、特別な手入れをしなくても自然と美しい形に整ってくれる。
斑入りの葉のものは観葉植物としても人気がある。
花も実もつけるが、あまり注目されない。
名 前  ヤブラン 〔薮蘭〕
別 名  やますげ
英 名  Lily turf
類 別  ユリ科 [Liliaceae]  ヤブラン属 [Liriope]
学 名  Liriope muscari Bailey
性 質  常緑 多年草 耐寒性
原産地  東アジア
用 途  鉢植え、 庭植え
花言葉  「謙遜」 「忍耐」 「かくされた心」
開花期  【8月 ~ 10月】
果実期  【11月 ~ 12月】
昔、中国から伝わった1株の球根から日本各地に広まったと考えられている。
アンダーグラウンドや花壇の縁取りなどによく利用れさている。
ヤブランの【花の特徴】
ヤブランの花は、葉元から20~50cmほどの細い花茎を伸ばし、淡い紫色の小さな花を花茎に沿うように咲かせる。
花茎のつぼみの数は多いが、一度に咲くのは数個ずつ。
ヤブランの【実の特徴】
ヤブランの実は、花後に直径約7mmの球形で、光沢のある黒い種をつける。
種子がむき出しになって成熟するのはヤブラン属とジャノヒゲ属の特徴。
ヤブランの【薬用利用】
ヤブランの根は、漢方で催乳剤・止咳剤などに利用されている。
 → 生薬(ショウヤク)名は、大葉麦門冬(ダイヨウバクモンドウ)。
ヤブランの根茎(コンケイ)は太く短く堅い木質で、根にはひげ根が多数ある。
所々に肥大した小塊があり、これを漢方で利用する。
初冬に、根の肥大部分だけを掘り取り、水洗いして天日でよく乾燥させて使用する。
ヤブラン〔薮蘭〕の写真
写真「ヤブラン〔薮蘭〕の花」 写真「ヤブラン〔薮蘭〕の実」
 名前の由来
ヤブラン 〔薮蘭〕  - 和名
林縁などの藪(ヤブ)に自生していて、葉が蘭に似ていることによる。
江戸時代に、ヤブランと名づけられた。、名づけられた。
 ヤブランの品種
シロバナヤブラン
花の色が白い。
オキナヤブラン
葉の色が変わっていく。
→新葉時だけ白い葉で、徐々に緑色に変化していく。
リュウキュウヤブラン
葉が短い。
ヒメヤブラン
10cmほどにしかならない小型のもの。
葉も細く、幅は4~7mm。
花は淡紫色で、まばらにつく。
コヤブラン
小型であるが、ヒメヤブランよりは大きい。
写真「ヤブラン〔薮蘭〕の花」
小さな園芸館
 花の写真一覧
 植物の索引一覧
 剪定の基本
 水やりの基本
 用土の基本
 肥料の基本
 園芸用語 
 
 季節の花
 春に咲く花
 初夏に咲く花
 夏に咲く花
 秋に咲く花
 冬に咲く花
 
 年間の花こよみ
 1月に咲く花
 2月に咲く花
 3月に咲く花
 4月に咲く花
 5月に咲く花
 6月に咲く花
 7月に咲く花
 8月に咲く花
 9月に咲く花
 10月に咲く花
 11月に咲く花
 12月に咲く花
 
 花の色
 白い色の花
 赤い色の花
 青い色の花
 黄色い色の花
 紫色の花
 ピンク色の花
 オレンジ色の花
 
 年間の園芸作業
 1月の園芸作業
 2月の園芸作業
 3月の園芸作業
 4月の園芸作業
 5月の園芸作業
 6月の園芸作業
 7月の園芸作業
 8月の園芸作業
 9月の園芸作業
 10月の園芸作業
 11月の園芸作業
 12月の園芸作業
 
 剪 定
 剪定の種類
 剪定の時期
 不要枝の剪定
 木の特性
 花木の剪定
 実樹の剪定
 剪定の目的
 
HOMEページ「小さな園芸館」
ヤブラン〔薮蘭〕とは ヤブランの栽培・管理 ヤブランの写真 夏に咲く花 小さな園芸館
 当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断掲載を禁止します。
(c)2006- A Pretty Garden ALL Rights Reserved.