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光沢のある緑つややかな葉が特徴で、日陰でも育つことから好んで庭木に植えられる。
高さは2mくらいまで成長し、葉の大きさは長さ10cm~20cmで、周囲にギザギザがある。
園芸品種も多くあり、斑入り葉のものもある。 |
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雌雄異株で、雌株(めかぶ)は雄株(おかぶ)ほどは高くならない傾向にある。 |
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花の特徴 |
とても小さな星型の花をたくさん咲かせるが、目立たず人に知られることなく花期を終えることが多い。
花色は、紫色がかった赤褐色で、独特の色合いがある。 |
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雄花には白いアクセントのような花粉があるが、雌花にはない。 |
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果実の特徴 |
アオキの果実はツヤのある楕円形をしている。 色は赤色がトレードマークになっているが、黄色や白色もある。 |
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果実は翌年の開花期まで残っていることが多い。 |
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実をつけるのは、雌株だけ。 |
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雌株であっても、近くに雄株がなければ結実しない。 |
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薬用としての利用 |
アオキは薬用としても使用され、「鎮痛・凍傷・しもやけ・いぼ・おでき・魚の目」などに効果があるといわれる。 |
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生の葉を火であぶり、黒くなったものを患部に貼る。 |
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他の利用 |
アオキの幹はや杖に、葉は、牛や馬の飼料として利用されていた。 |
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