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カキ〔柿〕
写真「カキ〔柿〕の花」
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 カキ〔柿〕とは
日本を代表するオレンジ色の果実。
見るもよし、食べるもよしで、日本の秋の風情を彩る。
柿の実といえば、日本人なら誰でも思い浮かべるオレンジ色の果実。
しかし「柿の花」を思い描ける人は少ない。
木の葉の緑に埋もれて、なぜか存在感のない可愛そうな花でもある。
カキの栽培は、果実収穫の目的が多い。
古くから庭植えの果樹木として定着している。
名 前  カキ 〔柿〕
別 名  カキノキ
英 名  Persimmon | Persimmon tree
類 別  カキノキ科 [Ebenaceae]
 カキノキ属 [Diospyros]
性 質  落葉性 広葉樹 高木
原産地  中国
用 途  庭植え、 鉢植え、 盆栽 (ヤマガキ)
奈良時代(8世紀)に中国より渡来したとされている。
当初は、カキといえば渋ガキのことを指した。
ヤマガキは野生種。
カキの木の特徴
果実を食用にするため広く栽培され、古くから多くの品種が作り出されてきた。
果実は【甘ガキ】と【渋ガキ】に大別される。
幹は曲がりながら伸びて、高さ5~10mになり、多くの枝を分けて広がっていく。
幹には多数の縦に走る割れ目が入る。
葉は長さ10cm~17cm、幅7cm~10cm。
花の特徴
新しい枝の葉のわきに花をつける。
(1年枝の先端部にある2~3の芽が花芽になる。)
ガクは、大きな緑色で、4つに分かれている。
花びらは、黄白色のつぼ状で、やはり4つに分かれている。
開花時期
【5月下旬 ~ 6月上旬】
 「雄花」・「雌花」・「両性花」がある
雌花の方が、やや大きい。
果実を収穫するには、2品種以上植えた方がいいとされる。
1種は、花粉の多い雄花を持つ品種を植える。
実の特徴
ビタミンCを豊富に含む、オレンジ色の果実。
【渋ガキ】は、干し柿にして食されることが多い。
【甘ガキ】は、生食や、料理の材料として食される。
桃・栗3年、柿8年
果実の実る時期を言い当てた有名な言葉であるが、挿し木にすともう少し早めに実がつく。
果実時期
【10月 ~ 11月】
 名前の由来
Persimmon (ペッサミン)   - 英名
米国東部の先住民の言葉で「干し果物」を意味する「ペッサミン」による。
先住民 = アルゴンキン語族(Algonquian languages)
アメリカガキの実を干して保存食として利用していた。
 カキ〔柿〕の 品種
古くから多くの品種が作り出されており、800種類以上ある。
一般家庭でも栽培しやすい品種
【甘ガキ】
「富有」☆(フユウ)
「次郎」☆
「西村早生」(ニシムラワセ)
【渋ガキ】
「平核無」☆(ヒラタネナシ)
「堂上蜂屋」(ドウジョウハチヤ)
☆印は、雌花だけの品種といわれている。
花粉の多い品種を植えて受粉を促す
果実を確実に実らせる為には、花粉を多く出す雄花を持つ品種を植えるとよいとされる。
花粉の多い品種
「禅寺丸」(ゼンジマル)
「西村早生」(ニシムラワセ)
 カキ〔柿〕の 利用
カキは、果実を生食や料理以外にも様々に利用されている。
ジャム
木が大きくなると、一度に食べきれないほど収穫できるので、ジャムにすると長く利用できる。
作り方は、通常のジャムの作り方と同じ。
ただし、カキの実には熱すると苦味が出る性質があるので、牛乳などのたんぱく質を少し加えると、甘味が増す。
お茶
葉を乾燥させたものを、お茶として飲まれる。
ビタミンCが豊富な、健康飲料。
染料・塗料・防腐剤
未熟な実から「柿渋」というものを作り、染料・塗料・防腐剤などに用いられる。
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