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マンデビラの特徴

マンデビラの別名

ディプラデニア　〔Dipladenia〕

有名な品種名

マンデビラ〔Mandevilla〕とは

　マンデビラとは、キョウチクトウ科マンデビラ属植物の総称で、つる性のものが多い。
以前はディプラデニアの名でよく知られていて、現在は別名とされている。

※	古い書籍などにはディプラデニアの名で掲載されている。

　最近は「サンパラソル」という品種が流通するが、ネーミングの良さもあり認知度が高い。

※	ディプラデニアという名は難し過ぎるため、マンデビラの方が好まれやすいが、マンデビラは属名でもあり日本で流通するのはマンデビラ属のごく一部の品種とその改良品種に限られる。
※	サンパラソルは品種名であるが、植物の性質をよく表しかつ覚えやすい絶妙なネーミングで、この名が広まりつつある。

名　前	マンデビラ〔Mandevilla〕
別　名	ディプラデニア　〔Dipladenia〕
類　別	キョウチクトウ科 [Apocynaceae] 　マンデビラ属 [Mandevilla]
性　質	半耐寒性　常緑　つる性植物
原産地	熱帯アメリカ
用　途	容器栽培、　庭植え
開花期	６月～９月

※	熱帯アメリカに約100種類ほどあるとされる。多くはつる状の木本であるが、草木状の品種もある。

いくつかの品種があるが、光沢のある美しい緑葉とラッパ型の花が特徴。

※	緑色のつるは、やがて木質化して茶褐色になる。
※	花の大きさは４センチほどのものが多い。

葉や茎を切ると切口から白いの樹液が出る。

花色

白色、ピンク色、薄ピンク色、濃ピンク色

夏には緑のカーテンになる

　マンデビラはツルをよく伸ばすので、夏には緑のカーテンとして利用できる。
　しかし品種により、つるを長く伸ばすものと、あまり伸びないものがある。

※	ローズジャイアントは、つるをよく伸ばす性質があり、緑のカーテンには最適。
※	新しい品種の中には、つるの伸びを抑えて鉢花用に改良したものもある。

マンデビラ〔Mandevilla〕の品種

　マンデビラは、古くはディプラデニアと呼ばれていたなど、名称には少し混乱がある。
　花は一重でラッパ型が一般的であるが、八重花もある。

　良く知られているマンデビラの種類は以下のもの。

南米ボリビアに自生する原種の一つ。
純白の花を咲かせる。

※	花の中心にある筒状の中は黄色い。
※	「サマードレス」という名でも知られている。
※	白い花色しかないので、この名でピンク色をしていたら、園芸品種だと思われる。