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カメムシの寿命はほぼ1年とされるが、環境により若干の個体差がある。 |
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【冬】のカメムシ |
カメムシ類は寒さに弱く、11月頃から活動がにぶくなり、成虫で越冬する。 |
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気温が20度くらいになると、越冬モードになっていくという。 |
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越冬場所は品種により異なる |
チャバネアオカメムシは薄明りのさす落葉の下にもぐって冬越しする。 |
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クサギカメムシは、ワラや建物の隙間に入り込んで寒さをしのぐ。 |
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家の中に入り込むことも多く、冬に不快害虫として嫌われるのはクサギカメムシが多い。 |
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ツヤアオカメムシは、よく生い茂った常緑広葉樹の樹冠の中で冬を越す。 |
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テメムシの中でも特に寒さに弱く、南方の暖かい地方でないと冬越し出来ない。 |
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【春】のカメムシ |
気温が十二分に温暖になった春から晩春にかけて活動を開始し、エサを探しまわるようになる。 |
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【夏】のカメムシ |
夏はカメムシの活動期であり交尾・出産期でもある。 |
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卵は、幼虫のエサとなる植物の近くに産み付ける。 |
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1度に生む卵の数は14から28個。 |
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チャバネアオカメムシは14個。 |
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クサギカメムシは28個。 |
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早いものは6月末頃には幼虫が孵化する。 |
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(約30日で成虫になり、第2世代を作ることもある。) |
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夏の終わりは寿命の終わり |
越冬した成虫は夏に子孫を残し、一生を終える。 |
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【秋】のカメムシ |
新しい世代のカメムシだけが残り、食料を追い求め、早々と越冬準備にかかる。 |
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