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園 芸 用 語
「タ」から始まる園芸・ガーデニングに関する園芸用語の一覧表。
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  春に咲く花
  初夏に咲く花
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用 語 用 語 の 説 明
 耐陰性
  (タイインセイ)
日光が弱い場所でも育つ性質・能力。
日陰を好む植物と、日光を好むが日陰でも育つ植物がある。
また日光を好む植物でも、耐陰性が強いと日陰でも耐えて生育することが出来る。
 耐寒性
  (タイカンセイ)
植物が寒さに耐える性質。
人為的に、植物を徐々に耐寒性を強める事も出来る。
耐暑性
 耐寒性植物
  (タイカンセイ
   ショクブツ)
寒さに耐える性質を持つ植物。
0℃以下でも冬越し出来る植物。
半耐寒性植物
 台 木
  (ダイキ)
接ぎ木をする時に、植えられたままで下側になる株のこと。
同じ植物を台木にする場合もあるが、相性のよい近縁種を使用することが多い。
 耐暑性
  ((タイショセイ)
植物が暑さに耐える性質。
耐寒性
 対 生 
  (タイセイ)
植物の花や葉や芽が、節に向かい合って2枚ついていること。
花・葉・芽のつき方の一種で、茎の1節に2つずつ対につく配置のこと。
アオキ、キンモクセイ、クチナシ、モミジ、など。
他に、「互生」(ゴセイ)「輪生」(リンセイ)などがある。
 堆 肥
  ((タイヒ)
落ち葉・雑草・ワラ・海藻・排泄物などを発酵・熟成させた土壌改良材。
肥料の一つで、元肥によく使用する。
販売もされているが、自宅でも作ることも可能。
 駄温鉢
  (ダオンバチ)
 
鉢縁に釉薬(ユウヤク)をかけて、1000℃の高温で焼いた植木鉢のこと。
普通の素焼き鉢よりも、重く強度があるが、排水性がやや劣る。
上部の縁の部分に光沢がある。
普通の素焼き鉢には光沢が無い。
 高植え
  (タカウエ)
地表よりも根鉢の上端の部分が上に出る様に植え付けること。
庭木などの植え付け法の一つ
 他家受粉
  (タカジュフン)
他の花の花粉を自分の雌しべにつけて種子を作ること。
様々な遺伝子の組み合わせが出来るので、親と異なる能力を持つなど、質のよい子孫を残すことが出来る。
また、環境変化にも適応できる子孫が存在する可能性が高い。
「自家受粉」
 他感作用
  (タカンサヨウ)
植物が他の植物に影響を与える効果の総称。
生長を抑える物質を出したり、動物や微生物を防いだり、引き寄せたりする。
ドイツの植物学者ハンス・モーリッシュ(Molisch)により提唱され(1937年)、現在では他感作用を利用した植物栽培法が研究されている。
アレロパシー(allelopathy)。
 棚仕立て
  (タナシタテ)
つる植物を、バーゴラや棚に誘引して仕立てたもの。
 多肉植物
  (タニクショクブツ)
茎や葉の中に、大量の水を貯えることができる植物。
一般的に茎や葉が太く厚い(多肉)のが特徴で、乾燥地や塩分の多い場所でも育つ。
広義にはサボテン科の植物が含まれる。
サボテンやマツバギクなど。
 多年草
  (タネンソウ)
2年以上生き続ける性質を持つ草のこと。
花後も茎や葉が枯れずに残るか、または地下茎や根が残り翌年も根を出す。
温帯の日本では、冬に地上部が枯れ、春に再び地上に出てくるものが多い。
温暖な地域や積雪地帯では、1年中緑の葉をつける常緑多年草が多い。
宿根草(シュッコンソウ)
一年草
 球サボテン
  (タマサボテン)
球形で稜線やトゲを持つサボテン。
サボテンを4つに分類したうちの1つ。
最も進化したサボテンとされる。
 単為結果
  (タンイケッカ)
植物に於いて、受精せずに果実を形成すること。
子房壁や花床が肥大して果実を形成する。
単為結果により出きた果実は通常は「無核果」である。
単為結実(タンイケツジツ)
 単為結実
  (タンイケツジツ)
種子植物で、受精せずに果実を形成する現象のこと。
自然状態ではミカン・パイナップルなどがある。
ジベレリン処理などにより人工的にも可能。
種なしブドウ、温室トマト、など。
単為結果(タンイケッカ)
 短果枝
  (タンカシ)
開花して果実をつける枝で、5cm~10cm以内の短い枝のこと。
一般に、短い枝ほど結実がよいとされる。
10cm~50cmの枝は「中果枝」、それ以上の長い枝は「長果枝」という。
 短日植物
  (タンジツショクブツ)
日が短くならないと、花が咲かない性質をもつ植物。
花芽が短日下で形成される性質を持つため。
一般的に、昼の長さが10~13時間以下になると花芽をつける。
秋から冬に咲く植物が多い。
カランコエ、キク、コスモス、サルビア、シャコバサボテン、シソ、ポインセチア、など。
長日植物
 単性花
  (タンセイカ)
1個の花の中に、雄しべか雌しべかのどちらか一方しかない花。
雄花か雌花のどちらかの花になる。
 単頂花序
  (タンチョウカジョ)
一つの花柄に一つ花しか咲かないタイプの花の咲き方。
 団粒構造
  (ダンリュウコウゾウ)
土壌の粒子が小さなかたまりを形成している構造のこと。
団粒の隙間に空気や水が流れることから、植物の根がよく生長する。
保水性・排水性・通気性がよく、作物の生育に適する土壌。
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